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当店バイヤーがアメリカで買い付けたヴィンテージインディアンジュエリーコレクションの中から、特に人気が高い“ナバホ族”のアイテムをご紹介。
今でも多くのアーティストに継承されているナバホ族が得意としている伝統的なスタンプワークとターコイズストーンを使用した作品が揃います。
長い歴史の中で受け継がれてきた普遍的なスタイルは70年以上前の物とは思えない高いデザイン性を見せ、一つ一つから作り手の信念を感じられます。
インディアンジュエリーの歴史は実に古く、1519年にヨーロッパの移民(スペイン人)がアメリカ大陸に到着する遥か以前にまで遡り、サウスウエストの先住民ネイティブアメリカンはジュエリーを製作していたとされています。
当初はジルバーなど金属で作られておらず、ターコイズ等の天然石やシェルに穴を開けてビーズにし、それをネックレスなどの装飾品としていたようです。
その後スペイン人によって銀が持ち込まれ、ネイティブアメリカンのジュエリーは大きな転換期を迎えます。
1846年のメキシコアメリカ戦争に勝利したアメリカが約9000人のナバホ族に強制労働させる為、アリゾナからニューメキシコまでの300マイルを強制的に歩かせました。
これをロングウォークと言い、ネイティブアメリカンの歴史を語る上では欠かせない出来事とされています。
その後ニューメキシコでナバホ族の一人がスペイン人から鍛冶を学んだ事が全てのルーツとなり、ナバホからズニ、ズニからホピ族へと技術が広まります。
1900年代以降になるとツールの改良でスタンプワークなどの技術を向上させ、今日のようなスタイルのインディアンジュエリーが完成しました。
全てをアーティストによる手作業で製作されるインディアンジュエリー。
旧い時代の物は、製作する際にメキシコ・アメリカ硬化やキャンドルスティックを溶かしてジュエリーの原料にしていたとされています。
そして、一打一打得意のスタンプワークを施し、そこにターコイズをセットしたりと、自由な発想から生まれるデザインを形成。
手作業というアナログな工程を踏んできたインディアンジュエリーは、大胆なデザインや鈍い輝きを放つボディ等、ヴィンテージならではの魅力に溢れています。
この年代のアイテムは現在でもデザインソース等に多く用いられ、ハンドメイドによるそれぞれの個性が世界中の多くのコレクターを魅了し続けています。
全てが一点物となりますので、この機会に是非本物の雰囲気をご堪能下さい。
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