【American Optical】
アメリカン オプティカル社は、1833年マサチューセッツ州サウスブリッジに設立された、現存する眼鏡メーカーとしては世界最古の存在です。
今日に至るまで、眼鏡産業の発展に他に類を見ない程の目覚しい貢献をしてきました。
眼鏡フレーム、レンズ、保護眼鏡、サングラス等の眼鏡関係の分野で常に市場リーダーであり続け、さらに精密機器、医学、電子工学、自動車、および軍事関連の高品質で高度先端技術を要する製品および部品製造の分野で、世界でも屈指の供給者となるまでに成長しました。
眼鏡産業界で初めて縁なし眼鏡を生産したのはアメリカン・オプティカル社で、それは実に1874年まで遡る出来事です。
第一次・第二次世界大戦の際には、US MILITARYにゴーグル、サングラス、フレーム、レンズ等を供給し、その機能性やデザインの良さから、アメリカ政府からも信頼を得ています。
アポロ11号による世界初の月面着陸の際、司令官二ール・アームストロング氏とその乗務員達によって使用されたのもアメリカン オプティカルのオリジナル・パイロットサングラスです。
American Opticalの1950〜60s“Sirmont(サーモント)”が入荷しました。
この“Sirmont”とはセルフレームとメタルのコンビネーションの事を言い、元々は眉毛が薄く威厳が無い事に悩んでいたアメリカ軍将校のモント氏に向けて制作されたモデルだと言われています。
そのモント氏に敬意を示し“Sir Mont”サー・モント(モント将校)と名付けられ、その後商品化されました。
タイプこそ違えど、1960年代アメリカの代表的な黒人運動の指導者マルコムXが着用していたモデルにも非常に酷似しています。
ヴィンテージ品によく見られるフレームのみの販売ではなくレンズもしっかりと付いており、ご購入後すぐお使いいただけます。
現行品とはまた異なった味のある風合いも魅力ですが、それ以上に着用した本人の気持ちまで変化させてしまうアイテムだと思います。
誕生より5,60年経った現在でも問題無く着用出来る事からも大切に使用・保管されていたという事実が伺え、自分の子供から孫の代まで受け継いでほしくなる、そんな素敵な逸品です。
■サイズ■
レンズ横幅=約50mm
レンズ縦幅=約42mm
ブリッジ幅(左右レンズの間) =約20mm
テンプル(耳掛けツルの全長) =約145mm
フレーム横幅=約140mm
フレーム縦幅=約45mm
■表記■
“AO”“FLEXI-FIT”“6M”“Z87”
※当店がオリジナルでご用意したサングラスケースが付属します。
※サイズ表記は手採寸の為若干の差異はご容赦下さい。
※経年変化による多少の色褪せ・汚れ・シミ・キズ等が見られる場合もございますが、それこそがヴィンテージの良さであり風合いでもあります。
それらを理由とした返品・交換はお受けする事は出来ませんので、ご理解いただけた方のみご購入をお願い致します。詳細が気になる方はお気軽にお問合せ下さい。TEL:03-5454-5444